【スキー場の選び方】スキー場の基本情報を知ろう!

スキー場の基本情報を知ろう!

どのスキー場に行くべきか迷っている方。アクセスや値段も大事ですが、スキー場自体がショボい所だったら意味がありませんよね。

スキーに行くなら、スキー場の情報は必ずチェックしたいところですね。とは言っても、スキー場のパンフレットを見たり、ネットで調べたりしていると、最長滑走距離やら最大斜度やら何やらよく分からない単語が色々出てきます。初めてスキーに行く人にとっては何が何だか分かりません。

そんな方のために、今回はスキー場の基本情報を調べる上で知っておくべき言葉をご紹介します。また、このサイトではスキー場のレビュー記事も書いていますが、レビュー記事にも下記の単語が良く出てきますので合わせてご覧頂ければ幸いです。

スキー場レビュー一覧

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レベル別コース構成

こちらは初心者用、中級者用、上級者用のコースがそれぞれ全体の何割を占めているかを表しています。

例えば、「初級:50%」と書いてあれば、全体の半分が初心者でも滑れる、初心者にオススメのスキー場と言う事が分かります。
スキーに初めて行く方は、【初級40%】前後のスキー場を選べば間違いないです。

※当サイトのスキー場レビューの記事では、簡潔に「レベル割合」と表記しています。

コース数

こちらは、そのままですが滑れるコースの数を表しています。

ただし、10コースと書いてあっても、初心者が10コース全てを滑れる訳ではありません。
ここで、レベル別コース構成を見てください。
レベル別コース構成には「初級:50%」と書いてあったとします。
コース数10×レベル別コース編成50%=5コースとなり、全10コース中50%に当たる5コースが初心者が滑れるコースと言う事になります。
例えば、コース数が10あっても、「初級:10%」と書いてあれば、初心者が滑れるコースはたったの1コースだけと言う事になります。1日中同じコースばかりを滑っていると、だんだん飽きてきてしまい最後まで楽しめない可能性が高いです。

目安としては、コース数×自分が滑りたいレベルのパーセンテージ=最低3コース以上あるスキー場を選ぶと良いでしょう。

最長滑走距離

こちらは、リフトを降りてから次のリフトに乗るまでに連続で何メートル滑ることが出来るかを表しています。

連続で〇メートルと言われても、初心者の方はピンと来ないと思いますが、例えば、500メートルを滑り降りようと思ったら、初心者がゆっくりと滑ってきても、こけたり立ち止まったりしなければ5分もかからず下まで降りてくることが出来ると思います。

下まで降りたらリフト乗り場で並び、またリフトに乗らなければなりません。500メートルのコースを何度も滑る場合、5分滑るたびにリフトに並ばなければならないと言う事です。

これではリフトに乗ってばかりで疲れてしまいます。

つまり、最長滑走距離が長いスキー場程、リフトに乗る回数が少なく快適に滑ることが可能と言う事です。

また、最長滑走距離というのは、文字通り最長の距離なので、ほとんどの場合、一番上の上級者コースから中級者コースを経由して初級者コースの一番下まで滑ってきた場合の距離の事を言います。
最長滑走距離が5000メートルと書かれていても、初心者の場合は5000メートル連続で滑ることは出来ない事が多いと言う事です。

ただし、スキー場によっては上級コースの隣に迂回コースがあり、初級者でも長いコースを滑れることもあります。行きたいスキー場のスキーマップをよく見て調べてみましょう。

目安としては、最長滑走距離が1500メートル前後あれば、ロングランを楽しむことが出来ます

最大斜度

こちらは、最大で斜面の角度が何度あるかを表しています。
一般的に、初心者は15度前後・中級者は20~25度前後、上級者はそれ以上の斜度が適しています。
また、平均斜度もコースを知る上で大事な要素です。平均斜度が10~15度程なら初心者でも安心して滑れるという目安になります。

リフト数

こちらもそのままの意味ですが、リフトの数を表しています。
コース数に対してリフト数の方が多い時は、ひとつのコースに2つのリフトがある場所があると言う事です。
リフトが2つあれば、人も分散しリフト待ちの行列も少なくなります。

つまりリフト数が多ければリフトにあまり並ばずに乗る事が出来ると言う事です。また、リフト数の下や横にゴンドラ・クワッド・ペア等と書かれていますが、これはリフトの種類を表しています。

以下に、リフトの種類をご紹介します。

ゴンドラ

6人~8人程が一度に乗れる大きなリフトです。他のリフトと違い板は脱いで乗ることが多いです。
比較的長い距離を移動し、一気にゲレンデの上の方まで移動することが出来ます。

クワッド

4人乗りのリフトです。
シングルやペアと比べるとリフトの動くスピードが速いため、比較的早くゲレンデの上の方へ移動することが出来ます。

また、一度に4人乗れるため、リフトの待ち時間もそこまでありません。クワッドもしくはトリプルリフトが多いスキー場はリフトの待ち時間も少ないという目安になります

トリプル

3人乗りのリフトです。
ペアやシングルしかないスキー場はリフトの待ち時間が長くなりがちです。トリプルかクワッドリフトがあるかどうかを確認すると良いでしょう。

ペア

2人乗りのリフトです。
基本的にすべてのスキー場にペアリフトが設置されています。一番一般的なリフトと言っていいでしょう。

シングル

1人乗りのリフトです。
シングルリフトは一度に1人しか乗れず回転率が悪いため、シングルリフトを設置していないスキー場はかなり多いです。

一部の上級者用コースに設置されていることがありますが、初級・中級コースにシングルリフトが設置されていることはほとんどありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

スキー場の公式サイト等でゲレンデマップを見れば多くの情報を得ることが出来ます。
せっかくスキーに行くなら、自分に合ったスキー場を選んでスキーをめいいっぱい楽しみましょう!

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