※画像はイメージです
白馬岩岳スノーフィールドの評価
アクセス:★★★☆☆
混雑具合:★★★★☆
施設 :★★★☆☆
ゲレンデ:★★★☆☆
総合評価:★★★☆☆
日帰り向き〇〇〇●〇宿泊向き
初心者向き〇〇●〇〇上級者向き
スキー向き〇〇〇●〇スノボ向き
※この評価は口コミや個人の見解を含む評価であり、公式の評価ではありません。
スキー場基本情報
所在地 :長野県北安曇郡白馬村北城
営業期間 :12月中旬~3月下旬
最長滑走距離:3800メートル
コース数 :26
リフト数 :12(内訳:ゴンドラ1、クワッド1、トリプル1、ペア8、シングル1)
レベル割合 :初級30%、中級50%、上級20%
白馬岩岳スノーフィールドへのアクセス
車なら、長野IC・安曇野IC・糸魚川ICからそれぞれ約60分で到着します。駐車場は4か所あり、合わせて1300台収容できます。駐車場代は無料です。
新幹線なら、東京から長野駅まで90分、その後特急バスで白馬八方へ、さらにそこから無料シャトルバスに乗り換えて、合計で3時間ほどで到着します。
バスなら、直行バスで4時間半から5時間ほどです。
ゲレンデ近くには多数の宿泊施設がありますので、泊りがけで行くのがオススメです。
混雑具合・混雑状況
八方尾根スキー場と栂池高原スキー場、ふたつの人気スキー場の間に位置する白馬岩岳スノーフィールドは、土日でも人が少ない穴場スキー場となっています。例外で、感謝祭やスキー大会などのイベントがある日は全体的に大変混雑します。
ゴンドラは数分の待ち時間があることがありますが、その他のリフトはほとんど待ち時間はありません。
ゲレンデも、初級コースから上級コースまでバランスよく配置されているため、一つのコースに人が集中する事も無く、どこを滑っても快適に滑ることが出来ます。
ロッカーも十分な広さと数が用意されているため、あまり混雑しません。更衣室は狭いため、男女別のロッカールーム内で着替えると待ち時間無く準備出来ます。
レストランは軒数は少ないですが、席は合計で800席以上あるため、お昼時でも座る場所に困ることはないでしょう。ただし山頂レストラン「スカイアーク」は比較的混雑します。
駐車場は4か所全てが満車になる事はほとんどありませんが、土日は、ゲレンデに一番近い第1駐車場が満車になる事があります。
第2~4駐車場はリフト券売り場まで少し(5分程)歩く必要があるので、土日に車で行く場合は早い時間に到着するようにした方が良いでしょう。
施設
施設は古いものもありますが、全体的に綺麗です。
ゴンドラ山麓駅内には、リフト券販売所・ロッカー・更衣室・売店・レンタル・スノーボードスクール等、必要施設がほぼ揃っています。スキースクールは山麓駅ではなく、ホワイトプラザ内にあります。
メインのレンタルショップは、ゴンドラ山麓駅にありますが、他にもゲレンデサイドに5軒程レンタルショップがあります。山麓駅内は混みやすいので、なるべく早く滑りだしたい場合は、他のショップに行った方が良いでしょう。
ロッカーは、「サニーハウス」内に、男女別にそれぞれ約70台ずつ設置されており、広さも十分あります。ロッカールーム内に1畳ほどの個室型の更衣室がありますが、空くのを待っていると時間がかかってしまいます。ロッカールーム自体が男女別々のため、更衣室を使わずにロッカー前で着替えている人が多いです。
サニーハウス1階には無料休憩所があり、いつも多くの人で賑わっています。この休憩所は100畳もの広さがあり、靴を脱いで寝転がることが出来ます。
ゴンドラ山麓駅から200mの場所には、温泉「岩岳の湯」があります。露天風呂はありませんが、内風呂とサウナに入ることが出来ます。入浴料は大人600円、小人300円です。
また、貴重品用ロッカーやマッサージ機、畳敷きの休憩所もあり、スキーの後にゆっくり汗と疲れを洗い流すことが出来る、と大変人気を集めています。
ゲレンデ
このスキー場は、上部と下部でゲレンデが分かれているようなコース編成になっています。
ゴンドラに乗ると、麓から一気に山頂まで行けますが、山頂から麓までのロングランを繰り返すような滑り方はお勧めできません。降りてくるコースは中上級者用で、幅もやや狭く、楽しいロングランとは言えないからです。
ゲレンデ下部にもゲレンデ上部にも、様々なコースが広がっているため、下部で回すか、1度ゴンドラに乗った後、麓まで滑らずに上部で回すのがこのスキー場の一般的な滑り方です。
白馬エリアだけあって雪質は良く、雪が降った翌日には圧雪されていない良質なパウダーを滑ることが出来ます。ただ、近隣のスキー場と比べると標高はやや低いため、下の方のゲレンデは雪が溶けやすくアイスバーンになる事もあります。3月以降にこのスキー場に行くのはオススメしません。
八方尾根や栂池高原に比べて強風が吹きにくいのも白馬岩岳スノーフィールドの特徴で、八方尾根や栂池高原が悪天候でリフトが止まっていても、このスキー場でリフトが運休になる事はほとんどありません。天気が心配な日は、岩岳に行くと良いでしょう。
ゴンドラ降り場からは360度、北アルプスの絶景が広がっています。「絶景がみられるゲレンデ6選」にも選ばれたことがあり、白馬エリアの中でも岩岳の眺望は素晴らしいと評判です。
ゲレンデ麓からゴンドラで1本で山頂まで行く事が出来るのも便利です。景色を見に人が集まってくるためか、山頂レストラン「スカイアーク」はいつも多くの人で賑わっています。
コース編成は、初級コースから上級コースまでバランスよく配置されており、どのレベルの人でも滑るコースには困りません。
また、バンク・ウェーブ・クォーターRIDEが楽しめる「サニーバレーコース」や、豊富なジブアイテムとキッカーが揃った「DCパーク」、山麓パラダイスゲレンデ上部の「モーグルコース」、良質なパウダーを楽しめる「パウダーエリア」等様々な趣向を凝らしたコースがあります。
その他、アクティビティも多彩にあります。
リフト営業終了後に夜のゲレンデをキャット(雪上車)に乗り、星空や白馬の夜景を観賞する「ナイトクルーズキャットツアー」、林の中や白馬三山を眺めながら歩く「スノーシューコース」、ゴンドラ乗り場から全長5kmもの「クロスカントリーコース」等、様々な遊び方が出来るのもこのスキー場の魅力の一つです。
また、岩岳は、多くのスキー大会の開催地にもなっています。特に2月3月は大会のため、一部コース(主に上級者コース)が大会参加者専用となり、一般客は滑ることが出来なくなります。
初級コースのみを滑る場合はあまり問題はありませんが、中上級コースも滑りたい方は、岩岳に行く前に、大会の日程を確認しておいた方が良いでしょう。
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総合評価
多彩なアクティビティと、バランスの良いコース編成で、「レベルを問わずだれでも楽しめる万能型スキー場」になっています。
白馬の有名スキー場に挟まれ、一般客には知名度がやや低いスキー場ですが、裏を返せば、その分空いていて快適に滑れるスキー場と言えます。
山頂からの景色も素晴らしいので、白馬エリアに行った際には是非一度寄ってみる事をオススメします。
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