夏でもスキーができるグラススキーとは!

冬にスキーをしていた山でも夏は緑一面で木や草が生い茂っています。そんな夏の山をスキーで滑りたいと思ったことはないでしょうか。

今回はそんな夏の山で滑り降りるグラススキーをご紹介します。

グラススキーとは

グラススキーはスキー板の代わりにキャタピラを付けて滑走するスキーです。元々はスキーのオフトレで始まったそうですが、今は立派な競技になっています。

スポーツの中でも難しい競技で、多少スキーができる方でもグラススキーを始める時には苦労する様です。そのため、レジャーとして楽しむよりも夏にガッツリ競技をしたい方に向いてそうです。

滑走感

グラススキーはスキーに似ているというよりは独自の感覚のスポーツです。

斜面を降りるときはキャタピラで芝の上を移動するため、滑り降りるというよりは動いていくといった感覚です。

また、スキーと大きく違う点は横ずらしがない事です。そのため、基本的に止まることはできません。緩い斜面で止まるまで滑っていきます。

ただし、曲がり方はスキーのカービングターンと同じなので、そこはスキーの経験者であればやりやすいと思います。

キャタピラ

キャタピラはグラススキーでしか見ることがないかと思います。

キャタピラの長さはスキーよりもかなり短く70cm程度しかありません。また、高さはスキーよりも数倍高いです。高さでいえばスキーよりもスケートに近いようです。

用具について

最低限必要なものはストック、キャタピラ、ブーツ、手袋です。

ストックとブーツについては同じ用具を使用する事ができます。特にブーツはレンタルだとサイズが合いにくいため、使用していたものをそのまま使うのが良いです。

また、手袋については転倒しても痛くないよう厚手の軍手のようなものが良いです。

グラススキーの服装

グラススキーは地面が芝のため、スキーに比べて転倒した時とても痛いです。安全のため肌を露出しない長袖と長ズボンが良いでしょう。見た目は良くありませんが、運動しやすいジャージがオススメです。

また、頭を守るヘルメットや膝と肘を守るプロテクターも必要です。ただ、こちらはスキー場で貸出ししている事が多いです。ほとんどの方はレンタルで十分かと思います。

グラススキー場紹介

グラススキー場を2つご紹介します。有名で規模の大きいスキー場を選びました。

また、JGSA(日本グラススキー協会)公認コースにもなっている所です。

斑尾高原

長野と新潟の県境にあるスキー場です。ゲレンデは昭和47年から営業しているそうです。長野の飯山駅から30分程バスで移動した場所にあります。

グラススキーのコースは初級者コースと中上級者コースの2コースです。営業期間はグリーンシーズンであれば不定休で前日営業しているそうです。

また、FIS(国際スキー連盟)JGSA公認コースにも選ばれています。

営業期間

4月下旬~11月上旬

営業時間

9:00 A.M. ~ 5:00 P.M.

斑尾高原

サンパーク都留

山梨県の中央高速都留ICから車で20分程の場所にあるグラススキー場です。こちらもJGSA(日本グラススキー協会)公認コースに選ばれています。

グラススキー専用の施設のため知名度は高くありませんが、大会が多く開かれているしっかりしたグラススキー場です。また、リフトの料金もかなり安くコスパが高いです。

営業期間

4月1日~10月20日

営業時間

9:00 A.M. ~ 4:30 P.M.(4-10月の土日、7-8月の平日)
10:00 A.M. ~ 4:00 P.M.(4-6月、9-10月の平日)

休日

月曜日(祝日の場合はその翌日)

サンパーク都留

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