スキー・スノーボードと言えば冬のスポーツですよね。
冬は多くの人で賑わうスキー場ですが、夏はどうなっているのか気になる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、夏のスキー場について調べてみました。
夏のスキー場?
夏の雪が無いシーズンはグリーンシーズンと呼ばれていますが、グリーンシーズンは雪の上をスキースノボで滑る事は出来ません。でも、ゲレンデやリフトやレストランなどの施設は冬と同じくその場にあります。次の冬まで放置するのはもったいないし、夏の売り上げが無いと経営も厳しくなりますよね。
私も以前は、スキー場を経営している会社は夏は売り上げが無くて大変なのでは?と思っていましたが、夏は夏なりに色々な企画でゲレンデを盛り上げているようです。
以下に、夏のスキー場で出来る遊びをご紹介します。
サマーゲレンデ
夏も、冬のスキースノボと同じ板やブーツで滑れるように整備されたゲレンデをサマーゲレンデと言います。冬と違い、ゲレンデには雪の代わりにスノーマットが敷き詰められており、スノーマットの上を滑走するプラスノーと呼ばれるスポーツが今注目を集めています。
プラスノーは、雪の上を滑るのと同じような滑走感を得る事が出来ます。ですが、スノーマットの上を滑るのは、雪の上を滑るよりも数段難しく、こけると痛いのが特徴です。自分の滑りを上達させたい人にとっては格好の練習場となっています。
年々プラスノーが出来るゲレンデが増えており、今後、ウィンターシーズンのスキースノボと同じように知名度が高まっていくことが期待されています。
グラススキー
グラススキーはプラスノーと違い、自然の芝の上をキャタピラと呼ばれる専用板を履いて滑るスポーツです。ブーツはウィンターシーズンに使っているものと同じものを使用出来ますが、キャタピラはゲレンデでレンタルする必要があります。
グラススキーは、ウィンターシーズンのスキーとは滑走感がかなり違うので、全く別のスポーツを思った方が良いでしょう。
高原花園
スキー場の広く開拓された敷地を利用して、夏場は花園パークがオープンするスキー場も多いです。
ラベンダーやヒマワリ、ユリ等、夏の花が広大な敷地いっぱいに広がる光景はまさしく絶景!一見の価値ありです。スキー場は標高の高い所にある事が多いので、涼しく避暑地にもなります。夏のコンクリートジャングルに疲れた方の癒しの場として最適です。
山頂レストラン
冬場使われているレストランを利用して、夏に山頂レストランとして営業しているスキー場もあります。山麓から山頂までは、ゴンドラで空中散歩を楽しみ、山頂では、眼下に広がる雄大な山々を臨みながらのランチは、とても贅沢な気分を味わえます。
近年、ゴンドラと山頂レストランを使用して、夏の集客を目指すスキー場が増えています。
白馬八方尾根(長野県)にも、2019年「白馬マウンテンビーチ(HAKUBA MOUNTAIN BEACH)」がオープンしました。山頂で八ヶ岳や浅間山を臨みながらランチとスイーツを楽しめるほか、スキー場ならではのゴンドラ型サウナやジャグジーなど、優雅なひと時を楽しむことが出来ます。
まとめ
スキー場は、夏は様々なアクティビティ・癒しの場として生まれ変わります。
今回ご紹介したもの以外にも、ゴルフやバーベキュー、ハイキング等が出来るスキー場もあり、夏ならではの遊びがいっぱいです。
この夏、予定が空いている方は、是非山に足を運んでみてはいかがでしょうか?
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